100%の力を出せる衛生管理者試験の問題の解き方
あなたは試験当日に、どのようにして問題を解いていくか決めていますか?
100%の力を出せるように、事前に問題の解き方について決めておくとよいでしょう。
今回は衛生管理者試験の問題の解き方についてお伝えします。
問題を解く順番
まず、問題を解く順番ですが、次のパターンが考えられます。
・問1から解いていく。
・得意な科目から解いていく。
・有害を後回しにして一般から解いていく(第一種の場合)。
実は、衛生管理者の問題は、それぞれが独立していますので、解く順番はどうであっても構いません。問題を解いていくときに、もっとも大切なのは“テンポ”です。
リズミカルにペンが止まらないように、スラスラ解いていきましょう。そうできれば頭がフル回転して、気持ちもノッテきます。
選択肢の番号に印を付ける
問題を解いていくときは、選択肢の番号に印を付けます。たとえば、内容として正しい選択肢の番号には○印、誤っている選択肢の番号には×印を付けるのです。
印を付けることで、その問題は攻略できた証拠となり、心理的負担が解消されます。
また、印を付けることで、パッと見て答えが分からなくても、消去法で答えを見つけ出すことができます。
飛ばすべき問題
計算問題などの時間のかかる問題は飛ばします。また、熟考しないと判らない問題も、どんどん飛ばしていきます。
問題を飛ばすことに、罪悪感を感じてはいけません。先ほども申し上げたように、本試験では問題を解くテンポがとても大切だからです。
ただし、解答用紙のマークシートに、ずれが生じないように注意しましょう。飛ばした問題のところには、チェックしては行けませんよ。
飛ばす問題に印を付ける
飛ばす問題には、問題番号の横に△印を書きます。これで△印の付いている問題は、後で解くべき問題だと判断できます。
問題を解いている途中に、残り2つの選択肢で迷ってしまうこともあります。この場合も同様に、△印を付けて飛ばしていきましょう。
飛ばした問題を解く
△印の付いている飛ばした問題を、じっくりと考えて解いていきましょう。
衛生管理者試験では、時間はたっぷりあるはずです。
見直しをする
すべての問題が解き終わったら、最初から見直しを行います。
特に残り2つの選択肢で迷った問題については、しっかりと問題文を読み、選択肢について考えてみてください。
解答用紙のマークシートに、ずれが生じていないかも確認しておきましょう。
まとめ
本試験では、いかにミスを減らして、100%の力を出すかが重要です。
勉強したことがない問題は、頭をひねっても答えが出てきませんので仕方ありません。そういう問題に囚われずに、得点できる問題でミスをしないことが重要なのです。
市販の参考書で勉強している人からは、あと1問正解してたら合格だったという話もよく聞きます。
問題の解き方を工夫するだけで、天国と地獄に分かれてしまうかもしれません。
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